「ラストオブアス パート2」をプレイした感想

こんにちは。なんもくんです。

PS4で話題の「ラストオブアス　パート2」！

このソフトは、ノーティードッグ開発、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから2020年6月19日に発売されました。

話題になってから少し時間が経ちましたが、クリアしたので、感想を書いていきます。

目次

映像がきれい！

ムービーが流れた瞬間、「これ実写じゃん！」って思いましたよ。

PS3の時代から同じこと言ってる気がしますが、これはガチです。

景色もそうですが、登場人物の表情がすごくリアルで、作り込みがすごい！

びっくりしたのは、ギターを引く指がちゃんと動いていることと、武器の改造のシーン。

ここまでやる！？と言いたくなるくらいの作り込みです。

探索が楽しい

探索をしていると弾薬や回復アイテムなどを補給できるのですが、ちょこちょこ出てくるのが手紙や文書。

これを読むのが楽しいんです。

金庫の暗証番号なんかが書いてあったりするんですが、ぜひ内容もしっかり読んでほしい。

愛する人に向けた文章だったり、死に際の文章だったり。

読んでると面白い。

ストーリー感想・考察(ネタバレあり)

ストーリーに関しては、賛否両論あるようですね。

私は、これはこれでアリな結末なんじゃないか、と思いました。

最初はエリーを操作して、ジョエルを殺された復讐のために敵を倒していきます。

途中で操作キャラがアビーに代わり、最後にまたエリーを操作してエリーとアビーが戦う。

前作をやっている人なら、「ジョエルを殺したアビーに復讐してやりたい！」というエリーの気持ちに深く共感して前半を終えるはず。

でも、アビー編が始まると、アビーへの見方が変わります。

アビーにも大切な人がいて、ジョエルを殺したいほど憎む理由があった。

エリーの立場だけだと正当性のあるように見える復讐が、アビーを操作することでわからなくなってきます。

本当に、復讐する必要があるのか、と。

最後に二人が戦うシーン。

エリーがアビーへ「急所攻撃」するボタンが出るのですが、押したくなかった。

エリーもアビーも、どっちにも死んでほしくない、って気持ちになってました。

結局は、エリーはアビーを見逃すことになります。

なんで復讐をぎりぎりで思い止まったのかは、はっきりとはわかりません。

ですが、きっと

エリーに、ディーナとJJという大切な存在ができたこと。

アビーにもレブという大切な存在がいたこと。

ジョエルが生きている間に、ジョエルの過去の行いを許したくても許せなかった自分。

っていうのがエリーの中にあったのだと思います。

途中までは「アビー編長いな～」って思いながらプレイしてたのですが、ラストシーンを見ると、アビー編は必要だった、と理解はできます。

エリーの行動は一貫性がないように感じてしまいますが、人間ってこうだよなーと非常にリアルに感じました。

ラストオブアスの世界では、人が簡単に死ぬし、ストーリーはグロテスク。

登場人物みんな利己的で、荒廃した世界をリアルに感じられます。

私にとっては納得のいく終わりでしたが、これは確かに賛否両論になりそう。

だって結局、意味のない旅だったと思ってしまうんだもの。エリーが吹っ切れるためのストーリーだったと思えば、ちょうどいいくらい。

欲を言えば、ラストにもう少し希望を持てるシーンが見たかったな。

例えば、

ディーナにただいまを言うエリー、とか。

ファイアフライの基地に着くアビーとレブ、とか。

もうちょっと気持ちよくゲームを終えたかった！というのが本音。

まぁでも、エリーかアビーのどっちかが死んじゃうっていう、「最悪」の結末じゃなくてほっとしました。

だって、途中までの展開があまりにもグロテスクなのでね。

ちょっと評価しにくいストーリーでしたが、プレイしてるとラストオブアスの世界にどんどん引き込まれてしまう、中毒性があるゲームでした。

しばらくは、荒廃した世界とか、ゾンビとかのゲームはお腹一杯かな。

でも、バイオハザードはやりたい。

まとめ

前作をやった人も、やったことない人も、ぜひこのラストオブアスパート2をプレイしてほしい。

ストーリーに賛否両論あるようですが、間違いなくPS4の中でも傑作になると思います。